ホーム » 百害あって一利なし！便秘解消のススメ

大腸が健康だと、週に３回以上すっきりと排便することができます。排便の頻度が落ちてしまっていたり、排便があっても量が少なかったり、便が硬かったり、残便感が残る場合にも便秘であると考えられます。ただの便秘と侮るなかれ、便秘は放っておくと健康や美容に多大な影響を及ぼします。便秘の原因から、実践できる解消法をご紹介いたします。

一言で便秘といっても、さまざまな原因が考えられます。便秘は大きく分けると「機能性便秘」と「器質性便秘」に分類されます。
「機能性便秘」は病気由来のものでなく、生活習慣の改善で解消することが可能である一般的な便秘を指します。「器質性便秘」の場合、胃や小腸、大腸、肛門などに疾患があり、それが原因で起きる便秘を指します。こちらは個人で症状を改善することができないため、病院で診てもらわなければ本質的な改善は望めません。

　　　　　　　　　
○基本的な食事量が少なく、食物繊維の摂取量の不足　　　○腸内細菌のバランスが崩れることによる、腸内環境の乱れ
○病気、薬による副作用　　○水分不足　　○ストレス　　○運動不足



便秘になると、心にも身体にもさまざまな悪影響が現れます。



○肌荒れ、吹き出物　　○肩こり、腰痛　　○腹痛、お腹のハリ　　○食欲低下　　○だるさ、疲労感　　○イライラ、不快感　　○痔



○吐き気、嘔吐　　○激しい腹痛　　○便に血や粘液が混じる　　○発熱　　○なにも心当たりがないのに突然便秘になる

このような症状がみられた場合には、速やかに医師に相談しましょう。




わたしたちの身体は、普段食べているものから作られています。食事を見直すことにより便秘体質を改善することができます。

○水溶性食物繊維を摂る
海藻類や果物(プルーン、バナナなど)に多く含まれている「水溶性食物繊維」は、水に溶けて便を柔らかくする効果があると言われています。水に溶けることでゲル状でネバネバになり、腸の中にある有害物質を付着させ洗い流してくれます。

○不溶性食物繊維を摂る
穀類(玄米、ライ麦など)や豆類、野菜類、キノコ類に多く含まれる「不溶性食物繊維」は、水を含んで数十倍に膨れ上がると言われています。便の量を増やすためには「不溶性食物繊維」が非常に重要な役割を果たします。

○善玉菌を増やす
乳酸菌や発酵食品には、善玉菌が豊富に含まれています。腸内を悪玉菌よりも善玉菌を優勢に保つことで、腸内環境を整え、腸の働きをスムーズにすることができます。

○蠕動(ぜんどう)運動を促す
オリーブオイルには、主成分であるオレイン酸の働きにより、蠕動運動を促す効果があります。また、大腸まで到達したオレイン酸は潤滑油の役割も果たしてくれます。


便秘解消に効果的なツボを刺激したり、簡単な体操やマッサージを継続して行うことによりスムーズな排便が可能になります。
一日の中でも、とくに朝は最も便意が起きやすいタイミングです。寝起きにコップ一杯の水を摂り、ほんの５分だけで構いません、継続して体操やマッサージを行うよう心掛けましょう。


運動不足になると身体の中に動きが生まれないため、腸の働きが鈍り、血行が悪くなり、だんだんと便を排出する力も落ちてきます。エスカレーターやエレベーターを階段に変えてみることや、いつもより一駅手前で降りて歩いてみることなど、継続することが可能な範囲で身体を動かす機会を増やしてみると良いでしょう。また、腸には感情を伝達するための神経がたくさん通っているため、精神面の影響も大きく関わってきます。ちょっとした運動やスポーツなどで身体を動かすことにより、ストレスを解消することにもつながります。


便秘解消を手助けしてくれるサプリメントには、食物繊維を豊富に含んでいるもの、善玉菌を増やし腸内環境を整えるもの、蠕動運動を促すものなど、さまざまな種類があります。サプリメントでは、普段の食事の中で不足しているものを効率よく補うことが可能です。食生活を見直し、便秘解消の補助にサプリメントを活用することをおすすめします。

日本の便秘人口は約470万人いるといわれています。20代〜50代では、便秘である男性の数に比べて、便秘である女性の数が２倍以上にもなることがわかっています。しかし、60代以降になると男女差がほとんどなくなり、50代までの便秘人口よりも圧倒的にその数は増える傾向にあります。

弊社取扱いサプリメント「ベレーザ」では、バランスの取れた栄養成分を補給することにより、小腸の栄養吸収細胞を活性化させ、便の排出を促すことが可能になります。便秘でお悩みの方、食生活の乱れが気になる方にご活用いただけるサプリメントです。お気軽にご相談ください。